リフォーム業者の選択

ローコスト・ハイパフォーマンスの考え方

照明器具をLEDに変更したり2重窓にするエコ・リフォーム工事、特に住宅エコポイントを利用する場合は、平成23年12月までが7月までに期限が短縮され、お客様はもとより企画設計施工する私たちも短期奮闘をしています。そんな中で気がついたこと、それは商品の選択です。

お客様の立場で考えると、良い商品を安く買えることに越したことはありません。では、建築において良い商品とは何でしょうか?簡単な例として、洋間のリフォームを考えてみましょう。

リフォームのきっかけは様々です。単にクロス、塗り壁や床が汚れたのできれいにしたい、地震による家具類の転倒防止、照明や窓のエネルギー・エコ対策、生活様式等の変化対応…。

まず、クロス、塗り壁、床のリフォーム。新聞のチラシやインターネットで見受けるほとんどが、「当社は安い!」えっ、それだけが売りなの?電気製品で求めたい品番が決まっていれば、価格の比較は簡単ですが、建築リフォームとなると勝手が違います。壁を剥がしてカビが生えていたらどうするか、下地に穴があいていたらどうするか、下地補修材や接着剤(糊)は安心できるものを使うのかに始まり、仕上材料はどんなものか、どんな職人が家の中に入るのか…と資材の知識と技術力、最後にアフターサービス。

安いはずが追加料金を取られて、結局は高い買い物をした。安さを売り物にした業者と技術を売り物にした相対する業者に見積を出してもらったら、この時点で、技術系業者の方が安かった。うちがリフォームして、続いてお隣が他の業者でリフォームした。最初はうちより安く出来ると喜んでいたが、仕上がって請求書を見ると高いし、施工が雑だった。

業者選びは悩みますね。大きな買い物をするんですから、時間があれば、まずは小さな工事をさせて、自分が求めている業者かを判断するのが大事でしょう。また、有店舗業者で、最低20年、同じ場所で営業している業者、会話の中に常に学習していることを感じる業者が安全でしょうね。チェーン展開しているリフォーム店は、年間売り上げ目標があるので、各店舗の売上ノルマ達成のため強引に契約を迫る業者もいます。もしそうなったら、家族と相談するなどを理由に一度お引き取り願うようにした方が良いでしょう。

下地補強、収納、照明等の設計が絡むときは、見積の段階で業者の企画力を判断できます。熱くならずにじっくり落ち着いて比較検討しましょう。
施工を頼んでよかったら、その業者に決めて頼むと、業者もお得意様と考えて一層良いお取引が続くでしょう。

最後に宣伝をさせていただきます。かゆいところに手が届く経験豊富、安全・安心な私どもにお任せください。ご希望があれば、それ以上のご提案をさせていただきます。無理な契約を迫ることは一切ありません。プランを一緒に考え家作りを楽しみましょう。